突風のなかで,みえる将来の姿。
quote:ルーセント・テクノロジーズ社ベル研究所プレジデント,ジェフ・ジャフィ氏のインタビューから。「ベル研究所でホットな話題のひとつは,テレビ・電話・データ通信のトリプルプレイ・サービスです。光ファイバーを使えばそれが簡単に実現できる。いまの電話会社の銅回線ではできません。家庭用光ファイバー(FTTH)はいくつかの層で根本的な変革をもたらすでしょう。電話会社の電話網は実質的に意味がなくなり,長い時間がかかるがFTTHに移行することになる」。
日本のインターネットの高速回線(一般的にブロードバンドと呼ばれるもの)への移行は,異常な感じがする。このDSLやFTTHへの動きの早さはいったいなんなんだろう? ある意味ではこれまでのNTTの抑圧的な行動が,このような反動を生んでいるのか,とも思うけど,まぁいろいろな要因が重なっているんだろう。容易に判断はつかない。
だが,いまほとんどの家庭に電気と水道と電話線が通っていると思うが,それにFTTHが加わる。ぃゃ電話線に取って代わるのか。ジャフィ氏の言葉の通り,電話,通信,テレビやラジオなどの放送は,すべてFTTHに集約される。すべてがIPに乗る,動画も音楽も出版も文化も人間も。乗れないものは死ぬ。いまからそれに向けて準備をしておくのは,当然。
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